FC2ブログ
topimage

2019-11

Simple 1 - 2008.10.23 Thu

久しぶりにハルとふたり、居酒屋で飲む羽目になった。
ハルは根っからの下戸なのだが、今日は「ミナト、付き合って」って、誘われた。
珍しいなと思ったら、付き合っていた女に振られたと聞かされた。
「俺、結構本気だったのに…」って、半泣き状態。…何度目だろ…

ハルはモテる。
昔っからモテてた。付き合う女の数も、俺なんかとは比べようも無いほど多い。
それも途切れる事無く付き合ってて、ひとつの恋が終ると、「えっ!もう別の女なの?」ってこっちがびっくりする。
聞いてみると、殆どが女の人の方から申し込まれるのを、ハルが受けているって構図で、ハルは来るもの拒まずの性格だ。
「好きでもないのに何で付き合うのか?」って聞いたら、「必死な顔して付き合って下さいってお願いされるわけよ。そんなん…興味ないからって、断れるわけねーじゃん。それに…本当に好きになるかもしんねぇし…運命の恋なんてな」
そりゃそうだけどさぁ…そう言ってるけど、半年も経たないうちに殆ど終ってるじゃん、おまえの運命の恋は。理由は…大体ねぇ、女の方が呆れるっつーか、飽きられるつーか…殆ど振られてるじゃん…

ハル本人は「何がなんだかわけわかんねぇ…」って頭項垂れるけど、俺はなんとなくわかる。
こいつは時々、時間や場所とか関係なく、思考がワープするの。目の前に誰がいようとも構わずに自分の世界にワープしちまうの。そんで帰って来ない時とかあるわけ。
なんかね、「私って一体どういう存在なのよっ!」って、女の人がキレるらしい。
わかる、その気持ち。俺はもう慣れたけど…
こいつのそういう所も慣れてしまえば、腹も立たない。
そう言う時はこっちも好きなところにワープすりゃいいの。そしたら「ミナト、俺の話聞けよっ」って怒るの。結構自己中だからね、ハルは。

で、別れた女の事とか泣き事なんかをごちゃごちゃ聞かされ、結構酔いも回ったところで、「で、おまえは?」って言われた。
どうしようと思ったけれど、「実はさ、俺もひと月前、彼女に振られて…」と、なった。
仕方ねぇ、ホントの事だ。
そんで、なんで振られたのっかって敗因がいまいち良くわかってねぇの。
確か、最後に会った時、溜息吐かれて「結局私じゃダメなのよねぇ」って、言われた。
意味わかんねぇ…
そんな訳で、ふたり振られた者同士、どんどんお酒が入って、只の酔っ払いになる。
「やっぱさ、最期はさっ、男同士の絆だよなっ!」
「そうそう、女なんかいらねぇし!」と、わあわあ捲くし立てて、そんで調子に乗って、
「俺、やっぱ付き合うんならハルがいいわ。おまえわぁ、俺のことぉ…一番わかっれくれてぇしぃ…」
ダメだ、口回ってない…けれど、それを聞いたハルはちょっとビックリして、俺を見て無言でいたから、俺なんかヤバイ事言ったか?って、少しうろたえ始めた頃、例の低い声でぼそっと…
「じゃあ、俺達付き合ってみよっか」って、ゆったの、ハルが。



 2へ

Simple 2 - 2008.10.24 Fri

冗談の延長なんだろうなとは、感じていた。
居酒屋を出て、並んで歩く帰り道。
いつもと同じ空気だったし、別にあの話を持ち出す雰囲気でもなかったから、ああ、ハルはあれを只の酔っ払った勢いでの与太話にするつもりなんだろうと、俺は思っていた。
俺は…そうだな。半分冗談。で、半分は本気だった。

暫く歩いてたら、人通りも少なくなって、辺りも暗くて、何だか二人きりみたいになって…クシュン…鼻水出た。
「風邪?」下から覗くみたいにして、ハルが聞く。
違うよ。ちょっと寒かったの。十月も終りっていうのに、薄着しすぎたみたい。
ハルは昔から、こんな風に優しい。
「大丈夫だよ」
「そう」って言うと、ハルの左手が俺の右手を掴んで握り締めた。なんだろ、これ?って俺がその繋がれたふたつの手を凝視していると、
「うん、手はあったかいな」ってハルが言う。…酔っ払ってるからな、まだ身体はあったかいの。
黙ってたら、ハルが俺の顔を見てクスリと笑う。
「な、なに?」
「いや、なんか…おまえ、ポケッってしてんなって」
「…」どーせ、間の抜けた顔ですよ。生まれつきです、そんなの、ずっと見てきてわかってんだろっ!
いちいちうるせっ…
「なんかかわいいなって…」
「…」
「思ったの」
冗談だと思ったけど、ハルの顔がマジですごく優しかったから、胸がドクンって鳴った。
「うち、来る?」
「えっ?こ、これから?」
「何か用あった?」
「別にない…けど」明日は…大学は昼からだし…な。
「じゃあ、泊まれよ」
わかるけど…だっておまえん家まで、ここから歩いて十分もかかんないし、俺ん家帰るとなったら、地下鉄乗らなきゃならないし…いつもだったら、二つ返事で返すところなんだけどな…いつもの…親友同士だったら…
「否か?」
「ううん、別に。行くよ、ハルん家」
だってそれが俺達の普通でしょ?やましい事じゃないよね。
いつもと同じ帰り道。でも、いつもとはちょっと違うんだ。
ふたりの間をブラブラする繋がった手だけ…ね。



1へ

Simple 3 - 2008.10.24 Fri

ハルのアパートに行って、風呂に入ったおかげでかなり酔いも醒めた。
先に風呂に入って寛いでるハルがラグに転がってTVを見てる。いつも借りて着ているロンTとジャージを着て、ハルの隣に胡座をかいで座り込んだ。
「ミナト、ちゃんと頭拭いた?」
「ん」
「寒くない?Tシャツ一枚じゃ風邪ひくから、なんか…上から羽織れよ」
「大丈夫だって、心配しすぎ」
「だって…コタツでも出しときゃ良かったかな」
「まだ早いし…」
「そう?」
コタツってあったかくて気持ち良いけどさ、あれ入ったまま寝ちゃうと必ず風邪ひくの。
「コタツって言えばあれだな」
「ん?」
「ほらカップルでさ、コタツん中入ってると、こう足が絡まるつーかさぁ」
「わかる」
「な。その攻防戦ってのが、ひとつの恋の駆け引きつーか、醍醐味つーか…」
「…」なんか、おまえの恋愛話聞くとリアルに想像出来るから…あんまり好きじゃないし…
「…悪い。そういうつもりじゃなかった」
「別に良いけど。おまえのそういう話聞き慣れてるし…」
「でも…今はさ、俺達のスタンスつーか…違うじゃん」
「へっ?」
「俺達さ…一応恋人同士だったりするわけじゃん」
「そう…だったねぇ」
…覚えてたんだ。あんなに酔っ払ってたのに…
「…だったねぇっておまえ…酒の上での冗句でしたって終わりにするんじゃないだろうな」
「しねぇよ、別に。ただなんか…あんまり変わんねぇからさ、おまえも俺も」
「うん…ねぇ。俺もそう思う。それってマズくねぇ?」
「マズいのか?」
「だって進展しなさそうでさ」
「そうだねぇ」
そんな事言ったって、そんな簡単に親友辞めて恋人に…ってはならない。つーかなれねぇし…
「キスでもする?」ハルが俺の様子を伺いながら言う。
「…」
…でも…って。でもって言うくらい簡単なものなのか、ハルにとっては。只のキスだもんな。…でもな、俺はそんな簡単には出来そうもないんだけど…

余程変な顔をしたんだろうか、ハルは俺の顔を見るとちょっと慌てて言い直した。
「いや、違うんだって。でもって言ったのは…あのな、テレ隠しなの。わかるだろ?ミナト」
「…わかる」けど、ここでそんな風には言って欲しくなかった。俺、結構そういうの気にする方ってわかってるじゃん。
「ごめん、ミナト」
「いや、いい」
「ちゃんと言うから」
「…」
「ミナトとキスしたい」
「…」
「…ダメ?」
「…いや」
駄目って事ないけれど、非常に照れる。
もうマトモにハル」の顔も見れなくて、目線を泳がせていると、いきなりガシッと肩掴まれて、ハルの顔が知らない間に滅茶苦茶近づいてて、恥ずかしさのあまり、慌てて顔を伏せたら、凄い低音で「ミナト…」って耳元で呼ばれた。
「ハル、おまえまだ酔ってる?」
「酔ってねぇよ」
「そ、そう?…だけど…あれだな…あの店の豚の角煮さ…」
「ミナト」
「美味かったよな…」
「ちょっと、喋るのやめろって」
「な、なんで?」
「キスできねぇし」
「あ…だって…さ…」
「ミナト」
「ん?」
「あっち見てみ。ほら、あの壁んとこ…」
えっ、と、思って壁の辺りに目をやった途端…口唇に…キスされた。
はっ、となって、一瞬身体が床から浮くぐらい、ビクッってなった。
ビックリしたままハルの方を見ると、目が寄る位近くにまだ顔があって、しかも両肩掴まれたままだったから、身じろぐ事も出来なくて…焦った。

ハルは困ったように少し笑って、「もいっかいね」って、言って、今度は頬を挟まれたまま口唇が近づくのが判った。すぐに口唇が合わせられて、ハルの舌が俺の口唇を何回も舐めて、そっから口ん中入っていく。
なんか、目を瞑っていなきゃ駄目だと思って、しっかり瞑ったはいいけど、今度は口唇の方に意識が飛んじゃって…ハルが角度を変えて舌を絡ませるから、俺も応えなきゃって思って、必死になって応戦する。なんかそうやって随分と長い間キスしてた…気がする。
背中を擦るハルの手の平があったかくて、気持ちよくて…照れるとかより、安心してしまった。
ちょっと薄目でハルの様子を伺ったら、ハルとしっかり目が会っちゃって、それでも口唇は離し難くて、お互いに見つめ合いながら、また味わってしまってる。
…すげぇ音してるし…
初めてキスするのに、なんでこんなにすげぇディープキスしてんだろって思ったけど…
なんかちょっと息苦しくなってきちゃって、ハルの胸を押したら、やっと離れてくれて…なんかふたり共はぁ~ってなった。
ハルの濡れた口唇を見つけて、ああ、この口唇とキスしたんだと思ったら、忽ち羞恥心が沸いてきて、俯いてしまった。

「ミナト…ゴメンな」
「えっ?」
「…泣いてない?」
「泣いてねぇよ」
「ホント?」
「何で俺が泣くのさ」
「いや…あんまりしつこかったかなって…思ったから…」
「別に…」
「嫌じゃなかった?」
「やじゃないし…」
「ホント?」
「うん」
「よかった…」って、緩んだハルの顔を見てしまって…どうしよ…胸騒ぎが収まってくんねぇし…。
…もしかしたら俺、本気でハルの事好きなの?…



「なんかさ、初めてなのに凄くなかった?」って、俺が言うと、
「うん…だって、ミナトがかわいいから」
「かわいいって…」ヤダよ、それ。
「かわいいじゃん」
「嬉しくなし、マジで」
「他に言いようが無い。ミナトはかわいい」
「…」そんな断言せんでもいいから…恥ずかしいし…

なんかTV見てても面白くないし…つーか、見る意思が無いから、ちっとも頭に入ってこないの。面白いはずのギャクを聞いても、その意味が頭で組み立てられねぇってつうか…隣に居るハルの事ばっか気になってしかたねぇし…ちらっと…横向いて伺ったらハルも俺の方向いて…黙って見つめあってしまった。
「…なんかヘンだね」
「うん」ドキドキする。鼓動の音、聞かれたりしないかな…
「ミナト…」
「俺さ…」熱い目で見られてしまって、ちょっと耐えられねぇわ。ゴメン。
「お、俺、もう寝るから」
「えっ?」
「いい?」
「いっけど…じゃあ、俺も寝るかな」
…おまえも寝るの…うん…まあいっけど…




2へ / 4へ 
無駄にながくてすいません<(_ _)>

Simple 4 - 2008.10.25 Sat

ベッドは当たり前だけど、ひとつしかない。
いつもは…一緒に寝てるし。そんなの常識だ。別に変じゃないけど…今までと今日とは違う。だって俺達、恋人同士だ。
一緒に寝て、何も無いって…ありえねぇだろ?
でもさ、今まで全然意識なく一緒に寝てて、急に慌てるってゆうのもわざとらしくってねぇ?なんか違くね?ここは何も思わずに今までどおり一緒に寝るっていう選択が…正しい…よね?わっかんねぇけど…
ちょっと固まったまま立ち止まってる俺の気持ちを知ってか知らずか、ハルは俺用に枕を出して、さっさとベッドに入って布団を被ってる。
「ミナト、何してんの?寝ないの?」
「…寝るよ」
「電気消して」
「わあった」蛍光灯の紐を引いて灯りを消した。途端に真っ暗になって、思わずベッドの角に足をぶつけた。「わあっ!」って叫んでベッドに転がると、隣で笑い声。
「おまえ、器用…」って、笑われた。
だって見えねぇんだもん、真っ黒で。
「ほら、ちゃんと着な」毛布と布団を掛けられてやっと落ち着いた。もう、俺って手の掛かる子供みたいじゃん。けっこういつものことか…クソッ、情けねぇ…。
ちょっと不貞腐れて、背中向けて寝てると、ハルの声がした。
「ミナト、手ぇ繋がねぇ?」
「…ん、いいよ」仰向けになって手を伸ばすとすぐにハルの手に捕まって、そんで手を合わせて指を絡ませた。
「あったかいねぇ」
「ねぇ…」なんか、すごく安らかだよね。

「ハルくん、傷は治った?」ふと、気づいて声をかけた。
「えっ?何?」
「いや、おまえ。失恋して落ち込んでたじゃん。そんで俺と自棄酒飲んだんだろ?」
「…そうだったか」
「そうだったかじゃねぇよ。俺、心配したんだから」
「そうなの?すっかり忘れてた」
「ハルぅ~」呆れたように呼んで、お小言のひとつでも吐いてやろうと顔を向けたら、暗闇に慣れた目が天井を向いたままのハルの横顔を見つけた。
「なんかさ…成り行き上でも、ミナトと付き合うとかなったじゃん。…なんかそれがさ…すげぇ嬉しくてさぁ…失恋したのすっかり忘れちゃってた…って…ことなんだけど…」
「…」なんか、もう…たまんなく胸が締めつけられてしまって…嬉しいとか照れくさいとかじゃなくて、そんな風に俺を思ってくれてる事が、唯…
「ミナトとだったらねぇ、すげぇ楽しいし、嬉しいし…それにな、ほら、手ぇ繋いでるだけでこんなにもさ…落ち着くっつーか…ねぇ」
…イトオシイし…
「ねぇ、ミナト」
「うん?」
「俺、今すげぇ幸せかも」
「…俺も…」そう言うのが精一杯で…
「ホント?」
「うん」
「良かった」そう言って抱き寄せてくるおまえの腕の力強さにも、俺は敵わないって思ってるよ。

「ハル、あんな」
「うん」
「恋人同士ってさ」
「うん」
「こーゆー場合さ、普通な…次の段階に行くじゃん」
「…ん」
「お、俺、あんま自信ねぇんだ、だけど…」
「…」なんか、笑ってねぇか?ハル。俺、結構真剣なんだけど…
「…ねえ、ハ…」って、様子伺ったら、我慢できないみたいに、今度は声出して笑ってくれちゃって…しまいには止まんなくなってんの。失礼な奴だなっ!
思わず起き上がって笑い転げてるハルを睨んでやった。
「お、おまえ…」
「ご…ごめん。ミナトがあんまり必死な声して言うから…」
必死だよ、こっちは。本当に恋人同士になったはいいけど、後先考えてなかったから、この先の展開なんて予想つかねぇもん。
押し黙っていたら、ハルも起き上がって、ふたりベッドに座ったまま向き合う。
「セックスのことはさ、又この次考えよう。そんなの焦んなくたって、俺達には十分時間はあるし…今日は俺…おまえとのキスだけで、かなり…舞い上がってんの」
「…」そうなんだ…
「わかる?ミナト」
「わかるよ」俺もそうだもん。…でもいつかはするよね。そういうもんだろ?恋人同士って。
「ミナトを抱きしめてるだけでね」
「ん…」いきなり両腕でギュウって抱きしめられて、そのまま横にふたり寝転がった。
「ん…なんかさ、すげぇ抱きごこち良すぎ…て…」
「…」もう、甘えんぼだ。

「おやすみ、ミナト」耳元で囁くハルの声には負けるから、
「おやすみ、ハルくん」って、デコにチュウしてやって、目を瞑った。
ハルの溜息が聞こえて、「ミナトのばか」って、呟く声がしたけど、知らない。
しばらくして…んだよ、バカって…って責めようって思ったけど、もうなんだか眠くって…




 3へ /  5へ 

Simple 5 - 2008.10.26 Sun

目を開けたら、目の前にハルの顔があった。
ハルん家に泊まったんだ俺…とか、考えて…!思い出した。恋人の件!

完全に目が覚めて、辺りを伺って、ヤバイんじゃないのこの距離は…とか思って、モゾモゾ身体を動かしてたら、「起きたの?…ミナト」って、隣から聞こえる寝ぼけ声。
「うん…」
「なぁに?…今何時?」聞かれて、頭の上の目覚まし時計を見る。
「んと…八時…ちょっと前」
「まだはえーじゃん。なんか用事あるの?」
「んにゃ…」昼から必修の講義があるけど、大学には二時に着けばいいし…
「じゃあ、寝よ…」
「…」なんかね、この状態がいかにもって感じがして…おちつかねぇし…
「どしたよ、ミナト」
「ふえ…?」
「なんだよ」
「い、いいよ」
「こっち来いって」
「だって…」伸ばされる腕を手で押しやっても、相手は一向に辞める気がなくて…腰と肩を一気に引かれた俺の身体は、ハルの胸の中に納まる形となった。オマケに足まで絡ませてくるから…なんか…もう。

「寝ぼけてない?ハル」
「ん…少し寝ぼけてる」
「ヘンだろ?この態勢」
「恋人なんだから普通だろ」
「…覚えてんじゃん」
「忘れるかよ」
「いいのかよ」
「なにが?」
「俺達、恋人…同士で…さ」
「…ミナトは…嫌なの?」
「やじゃねぇよ」
「俺も」
そうか…そんならいいや。この態勢は間違ってねぇよ。
なんかお腹んとこに当たるのが気になるけどな。それは俺もおんなじか…朝だしな。

なんか…頭の後ろ撫でられて、背中撫でられて、目を閉じていたら、眠たくなっちゃって…うん、ハルの腕の中って安らぐ…

再び起きたのが一時過ぎ。
「マジやべぇ!」やっぱ二度寝なんてするもんじゃねぇな。
「どした?ミナト」って、寝ぼけてるハルを無視して、取るものも取り敢えずバタバタと用意してると、一緒になって焦ったハルが、意味のない水とか渡すのでおかしかった。
玄関先で「行ってらっしゃい!ミナト。転ぶなよっ!」って、大声で叫ばれて、さすがに恥ずかしかったけれど、いつもと同じのハルでホッとした。
行って来ます!




☆彡ほのぼのCP…こんな調子で続きます^_^;

 4へ / 6へ 

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

サイアート

Author:サイアート
イラストと駄文を更新しております。

少年愛を中心としたシリアス重視なオリジナル作品でございます。

ゆっくりしていってね~

サイズを記憶するフォントサイズ変更ボタン

文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする

ツリーカテゴリー

Script by Lc-Factory
(詳細:Lc-Factory/雑記)

最新記事

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する