aqua green noon
こちらはBL妄想小説、及びイラストサイトでございます。
あとがき
水川青弥編「引力」が終りました〜
あとがきです〜
まず、朔田さんから急遽引き継ぐ事になりまして、朔田さんのファンの方には非常に申し訳なく思っています。
何がって…いや、もうそれは文才の無さで〜(;´∀`)もうしわけない!精一杯やっても所詮とんびはとんびでございます〜~(=^‥^)_旦~~ お茶でもどぞ
ミナの印象も随分変わってしまったと思いますが、これは仕方ないですね。書く人が変わりゃ、キャラも変わるだろ〜よ(居直り_s(・`ヘ´・;)ゞ..)
自分もミナを書かなきゃならん!と、なった時にもう、これは自分なりのミナでいくしかないと思いました。
私の感じるミナは、本当に普通の高校生の男子です。頭はいいかも知れないけれど、特別変わったところはないんですね。だから受けであっても、男なんです。リンに対する考え方も、守ってもらおうじゃなくて、自分が守りたいです。
そういうところを今後も書いて行きたいですね。
リンは両性具有的なキャラだから、どっちにもなれる。だから難しいけれど、魅力的です。非常にあぶなかっしいので、襲われたり襲ったり…こいつは色々やりそうな気はする。まだなんも考えていないけど。
ミナは正直やっかいな奴を恋人に選んだな〜という気がします。
美間坂さんあたりだったらどんなにか、楽だったろうと。
と、いうわけで、今後もこの「green house」は続いていきますのでよろしくお願いします。

次の「green house」はリン編「swingby」の予定。
空港からの後だね。
でもその前に…色々書かせて〜(○ `人´ ○) タノンマスー!
あと、こうやまみかさんからのプレゼントでタニス・リーの「闇の公子」の2次元小説「三日月の公子」を書いていただいているので、それが完成したら、こちらにも置かせていただきます。
もちろんイラストもたっぷりと…
今から描きます(; ・`д・´)
追記…
小説とは全く関係ない話ですが、この機会に…
自分はイラストブログで自分のオリジナルキャラを主体に描いてきました。
人様の小説のイラストを描こうとか描きたいとか思ったことは、ほとんどないです。
それは商業誌であってもこういうサイトの方の小説であってもです。
しかし、今年の春、伽羅さんの企画で描かせて頂き、自分の拙い絵を見て、色んなお話を描いて頂き、そのテキストを読んでみると、イラストの影響力の凄さというものをまざまざと感じたんですね。
まったく自分では考えられない話を、あの絵を見て想像されることに敬服しました。
なら、やっぱりそれだけイマジネーションを沸き起こすイラストを描くという意味をこちらも深く考えなければならないと思い、修行も兼ねて、色んな小説のイラストを描くことにしました。
正直、絵はまだまだ下手です。BL商業誌も殆ど読まないため、どんな絵柄が流行りなのか、またどういう絡み方がいい見せ方なのか、わかりません。
自分の絵柄が人様にどう映っているのかさえ、よく判断できないです。
まったくエロい絡みじゃないのにエロく見える。
それが一番の狙いではあるんでしょうが、絡み絵も巧くなりたいですね。
色々と描けていけたらいいと思います。
まあ、自分のキャラを描くのが一番楽しいんだけどね〜
そういうわけで、これからもイラスト、文章、とも頑張っていきます。
正直ね、どっちも描けるって、これが一番お得だと思う。
みなさんもお試しになって欲しい。
だって、自分の考えたキャラを自分で描けるんだよ?どんだけ幸せかって話だよね〜
でも出来ない方もいらっしゃるのなら…自分でよかったら相談してくださいね〜
たまに…機嫌が良かったら受け付けますo(*^▽^*)oあはっ♪
あとがきです〜
まず、朔田さんから急遽引き継ぐ事になりまして、朔田さんのファンの方には非常に申し訳なく思っています。
何がって…いや、もうそれは文才の無さで〜(;´∀`)もうしわけない!精一杯やっても所詮とんびはとんびでございます〜~(=^‥^)_旦~~ お茶でもどぞ
ミナの印象も随分変わってしまったと思いますが、これは仕方ないですね。書く人が変わりゃ、キャラも変わるだろ〜よ(居直り_s(・`ヘ´・;)ゞ..)
自分もミナを書かなきゃならん!と、なった時にもう、これは自分なりのミナでいくしかないと思いました。
私の感じるミナは、本当に普通の高校生の男子です。頭はいいかも知れないけれど、特別変わったところはないんですね。だから受けであっても、男なんです。リンに対する考え方も、守ってもらおうじゃなくて、自分が守りたいです。
そういうところを今後も書いて行きたいですね。
リンは両性具有的なキャラだから、どっちにもなれる。だから難しいけれど、魅力的です。非常にあぶなかっしいので、襲われたり襲ったり…こいつは色々やりそうな気はする。まだなんも考えていないけど。
ミナは正直やっかいな奴を恋人に選んだな〜という気がします。
美間坂さんあたりだったらどんなにか、楽だったろうと。
と、いうわけで、今後もこの「green house」は続いていきますのでよろしくお願いします。

次の「green house」はリン編「swingby」の予定。
空港からの後だね。
でもその前に…色々書かせて〜(○ `人´ ○) タノンマスー!
あと、こうやまみかさんからのプレゼントでタニス・リーの「闇の公子」の2次元小説「三日月の公子」を書いていただいているので、それが完成したら、こちらにも置かせていただきます。
もちろんイラストもたっぷりと…
今から描きます(; ・`д・´)
追記…
小説とは全く関係ない話ですが、この機会に…
自分はイラストブログで自分のオリジナルキャラを主体に描いてきました。
人様の小説のイラストを描こうとか描きたいとか思ったことは、ほとんどないです。
それは商業誌であってもこういうサイトの方の小説であってもです。
しかし、今年の春、伽羅さんの企画で描かせて頂き、自分の拙い絵を見て、色んなお話を描いて頂き、そのテキストを読んでみると、イラストの影響力の凄さというものをまざまざと感じたんですね。
まったく自分では考えられない話を、あの絵を見て想像されることに敬服しました。
なら、やっぱりそれだけイマジネーションを沸き起こすイラストを描くという意味をこちらも深く考えなければならないと思い、修行も兼ねて、色んな小説のイラストを描くことにしました。
正直、絵はまだまだ下手です。BL商業誌も殆ど読まないため、どんな絵柄が流行りなのか、またどういう絡み方がいい見せ方なのか、わかりません。
自分の絵柄が人様にどう映っているのかさえ、よく判断できないです。
まったくエロい絡みじゃないのにエロく見える。
それが一番の狙いではあるんでしょうが、絡み絵も巧くなりたいですね。
色々と描けていけたらいいと思います。
まあ、自分のキャラを描くのが一番楽しいんだけどね〜
そういうわけで、これからもイラスト、文章、とも頑張っていきます。
正直ね、どっちも描けるって、これが一番お得だと思う。
みなさんもお試しになって欲しい。
だって、自分の考えたキャラを自分で描けるんだよ?どんだけ幸せかって話だよね〜
でも出来ない方もいらっしゃるのなら…自分でよかったら相談してくださいね〜
たまに…機嫌が良かったら受け付けますo(*^▽^*)oあはっ♪
green house 〜 水川青弥 「引力」 21
21、
終わった後、おれ達はベッドに横になり、静かに向かい合っていた。
ふたりとも何も着ていない。薄い毛布にくるまっているだけだ。
おれはリンを見つめた。
リンの伏せた長いまつげが濡れている。
リンは泣いた。お互いにイッた後、彼はおれの身体に突っ伏したまま、身体を震わせてしばらく泣いていた。
理由は聞かなかった。
それはおれが触れてはいけないリンのプライドだと感じたからだ。
リンは繊細だ。とても複雑で深いいくつもの層を持っている。
その奥を押し開いても彼は喜ばない。
リンの思いはリンのものだ。
おれにとって一番大事なことはリンと繋がれたことだ。
それだけで良かったはずだった。
だけど…リンとのセックスは想像以上だった。
リンが好きだ。愛している。はっきりとそう感じてしまった。
おれはこの男を失いたくない。
愛とは独占力なのかな。リンをおれだけのものに…ひとり占めしたいと思っている…
おれの前でリンが他の奴のことを思うのは嫌だ…
今まで感じた事なかったのに…
きっとこんなことを考えているとリンが知ったら、おれを見損なうかもしれない。
おれは姑息な男だ。リンに嫌われないためにはどうしたらいいかと、考え始めている。
まだたった一度繋がっただけの関係なのに。
「ミナ…眠らないのか?」
リンが目を開けておれを見る。慣れてしまっているはずなのに、その眼差しにドキリとする。
「あ…うん。なんか興奮しているからかな。眠たくならない」
「そう…じゃあ、少し話そうか?」
「うん」
リンはいつもの顔に戻って、おれに腕枕を差し出し身体を寄せた。
「初エッチの気分はどう?」
「すごく…嬉しいよ。なんというか…初めての相手がリンで良かった」
「なんだよ、それ。他の奴ともやる気満々って言ってるみたいじゃないか」
「違うよ。そういう意味じゃない。今までのリンを好きな思いと、した後のリンへの想いが…なんか違う気がする。深くなった感じ。それを感じられたのはリンと繋がったからだ」
「そう、良かったよ。もうやりたくないって言われたらどうしようかと思った」
「リンこそどうなんだ?おれは、あの…良かった?」
「ん?なにが?」
「…」
判っているのに言わせたがる。こういうところは相変わらず意地悪だ。
「おれで感じられたかって聞いてるんだよ。もう!本当に、リンは意地が悪い」
軽く胸を叩くと、リンは参ったという風に顔をしかめ、そしてゆっくりとおれの顔に触れる。
「…俺はミナとの初めてのセックスを思い出にはしないよ。たぶん…思い出にはならないと、思う」
「どういうこと?」
「ただ想いが、残るんだ。いつまでも。ここにね…」リンは自分の胸を押さえ、目を伏せ言葉を続ける。
「その想いは、思い出にはならずに死ぬまで残っているんだ」
「リン…」
「つまりは…すごく良かったってことだ。安心しな。ミナの身体は俺とは相性がいい。気持ちよかった。いっぱい色んなワザを試して、どんどん開拓しよう。そんでミナの性感帯ってさあ…」
「もういい!もう、わかったから…」
おれはリンの口を押さえた。どこまでが冗句でどこまでが本気なのか…
そういうとこも嫌いじゃないのが癪に障るんだが。
「眠れないのなら、羊でも数えようか?そうだ、いいこと思いついた。羊の代わりに、お互いの好きなところを数えよう」
「…それ、けっこう難しいかもしれない」
「まあ、いいじゃん。じゃあ俺から始めるよ。…眼鏡美人のミナが好き」
「…」
「ほら、おまえの番だ」
「…これって恥ずかしくない?」
「恥ずかしいからいいんだよ。こういうなんてことのないことが、心にずっと残るのさ」
「…じゃあ、…リンは潔い。男らしい。すごくかっこいい」「ミナ、一個ずつだよ」「あ、ゴメン」「眼鏡も似合うが、眼鏡をはずしたミナも美人だ」「見かけばっかりだ。見かけならリンが上。非の打ち所のない容姿。光源氏だ」「それ、褒めてない。ミナはピュアだ。混じり気が少ない原石。加工するのがもったいないが、出来るなら俺が光り輝かせてやりたい」「加工って…なんか怖いな…リンは見目だけでなく、魂も美しいんだ。おれはそこに惹かれる」「…美しくなんか、ないけどね…ミナの方こそ…そうだね、ミナは素直に見えてひねくれてるからなあ」「褒めあいっこじゃなかったの?」「その天邪鬼が好きって話だよ」「やっぱり褒めていないじゃないか…」
何かに急き立てられるように言葉を続けるおれ達。
おれは気が付き始めている。
リンの中に、急速に引き込まれる自分に。
それは光の速さで突き進んでゆく…
リンはまるでブラックホールだ。
おれのすべてを吸収して、散り散りにする。
そして僅かに残った塵のおれは、リンの心の核となる。
ずっと…ずっとそこに居続けるようにおれは祈る。
それは、いつまでも溶けない澱のようだ…
「リンの全部が…好き…だよ…」
リンの胸に抱かれながら、
夢の中でも君に会える様に、
祈る…
おれは、祈り続ける…
「引力」終わり。
目次へ
20へ
なんとか、終りました〜
色んなことはあとがきで〜(;´▽`A``

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終わった後、おれ達はベッドに横になり、静かに向かい合っていた。
ふたりとも何も着ていない。薄い毛布にくるまっているだけだ。
おれはリンを見つめた。
リンの伏せた長いまつげが濡れている。
リンは泣いた。お互いにイッた後、彼はおれの身体に突っ伏したまま、身体を震わせてしばらく泣いていた。
理由は聞かなかった。
それはおれが触れてはいけないリンのプライドだと感じたからだ。
リンは繊細だ。とても複雑で深いいくつもの層を持っている。
その奥を押し開いても彼は喜ばない。
リンの思いはリンのものだ。
おれにとって一番大事なことはリンと繋がれたことだ。
それだけで良かったはずだった。
だけど…リンとのセックスは想像以上だった。
リンが好きだ。愛している。はっきりとそう感じてしまった。
おれはこの男を失いたくない。
愛とは独占力なのかな。リンをおれだけのものに…ひとり占めしたいと思っている…
おれの前でリンが他の奴のことを思うのは嫌だ…
今まで感じた事なかったのに…
きっとこんなことを考えているとリンが知ったら、おれを見損なうかもしれない。
おれは姑息な男だ。リンに嫌われないためにはどうしたらいいかと、考え始めている。
まだたった一度繋がっただけの関係なのに。
「ミナ…眠らないのか?」
リンが目を開けておれを見る。慣れてしまっているはずなのに、その眼差しにドキリとする。
「あ…うん。なんか興奮しているからかな。眠たくならない」
「そう…じゃあ、少し話そうか?」
「うん」
リンはいつもの顔に戻って、おれに腕枕を差し出し身体を寄せた。
「初エッチの気分はどう?」
「すごく…嬉しいよ。なんというか…初めての相手がリンで良かった」
「なんだよ、それ。他の奴ともやる気満々って言ってるみたいじゃないか」
「違うよ。そういう意味じゃない。今までのリンを好きな思いと、した後のリンへの想いが…なんか違う気がする。深くなった感じ。それを感じられたのはリンと繋がったからだ」
「そう、良かったよ。もうやりたくないって言われたらどうしようかと思った」
「リンこそどうなんだ?おれは、あの…良かった?」
「ん?なにが?」
「…」
判っているのに言わせたがる。こういうところは相変わらず意地悪だ。
「おれで感じられたかって聞いてるんだよ。もう!本当に、リンは意地が悪い」
軽く胸を叩くと、リンは参ったという風に顔をしかめ、そしてゆっくりとおれの顔に触れる。
「…俺はミナとの初めてのセックスを思い出にはしないよ。たぶん…思い出にはならないと、思う」
「どういうこと?」
「ただ想いが、残るんだ。いつまでも。ここにね…」リンは自分の胸を押さえ、目を伏せ言葉を続ける。
「その想いは、思い出にはならずに死ぬまで残っているんだ」
「リン…」
「つまりは…すごく良かったってことだ。安心しな。ミナの身体は俺とは相性がいい。気持ちよかった。いっぱい色んなワザを試して、どんどん開拓しよう。そんでミナの性感帯ってさあ…」
「もういい!もう、わかったから…」
おれはリンの口を押さえた。どこまでが冗句でどこまでが本気なのか…
そういうとこも嫌いじゃないのが癪に障るんだが。
「眠れないのなら、羊でも数えようか?そうだ、いいこと思いついた。羊の代わりに、お互いの好きなところを数えよう」
「…それ、けっこう難しいかもしれない」
「まあ、いいじゃん。じゃあ俺から始めるよ。…眼鏡美人のミナが好き」
「…」
「ほら、おまえの番だ」
「…これって恥ずかしくない?」
「恥ずかしいからいいんだよ。こういうなんてことのないことが、心にずっと残るのさ」
「…じゃあ、…リンは潔い。男らしい。すごくかっこいい」「ミナ、一個ずつだよ」「あ、ゴメン」「眼鏡も似合うが、眼鏡をはずしたミナも美人だ」「見かけばっかりだ。見かけならリンが上。非の打ち所のない容姿。光源氏だ」「それ、褒めてない。ミナはピュアだ。混じり気が少ない原石。加工するのがもったいないが、出来るなら俺が光り輝かせてやりたい」「加工って…なんか怖いな…リンは見目だけでなく、魂も美しいんだ。おれはそこに惹かれる」「…美しくなんか、ないけどね…ミナの方こそ…そうだね、ミナは素直に見えてひねくれてるからなあ」「褒めあいっこじゃなかったの?」「その天邪鬼が好きって話だよ」「やっぱり褒めていないじゃないか…」
何かに急き立てられるように言葉を続けるおれ達。
おれは気が付き始めている。
リンの中に、急速に引き込まれる自分に。
それは光の速さで突き進んでゆく…
リンはまるでブラックホールだ。
おれのすべてを吸収して、散り散りにする。
そして僅かに残った塵のおれは、リンの心の核となる。
ずっと…ずっとそこに居続けるようにおれは祈る。
それは、いつまでも溶けない澱のようだ…
「リンの全部が…好き…だよ…」
リンの胸に抱かれながら、
夢の中でも君に会える様に、
祈る…
おれは、祈り続ける…
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green house 〜 水川青弥 「引力」 20
20.
リンの指がおれの中に入り込んでくる。リンの口唇がおれの胸を這う。
怖いと同時に背中からぞくりと震えが来る…気持ち悪いんだかいいんだかわからない刺激。
おれもなんかしないといけないんだろうとは思うけれど、何をしていいのか全くわからず、リンの背中を撫でてやるのが精一杯だ。
両足の内にリンの身体が落ち着いているのはわかるが、自分の下半身がどうなっているのか、おれは見るのも怖くて目に入らないように薄暗い天井を見上げた。裸眼では天井の模様などわかるわけもない。
蛍光灯とその脇の熱感知器の両方の丸い形が、地球と月のように見える。
不思議と落ち着いている。
自分の呼吸が荒いのも意識をしないのに出てしまう声もはっきりとわかる。
ゴム持ってきたのに、使わないのかな〜と、思い出したが、つけない方がいいかな、と、どうでもいいことを考えている。案外冷静でいられるもんだ。
ああ、なんだろう。
セックスってもっと怖くてドロドロしたものだと想像していたけれど、なんか …とても自然だ。
好きな奴がおれの身体に密着して繋がろうとしている。
ワクワクする。不謹慎かな?
…息が忙しい。撫でていたリンの背中もなんだか遠い…どうなっているのか、と、思ったら下半身に生ぬるい感覚。
リンの髪の毛で見えないが、何をしているのか感触でわかる。
ち、ちょっと待ってくれ。無理だ!
おれは腰を引こうとするが、リンは俺の腰骨をしっかり掴んで離さない。それに後ろからも擦られておれはすぐに力が抜ける。
「リン…お願いだから…もう、入れてくれ。頼むから」
リンはやっと口を離して俺を見上げる。
「まだ2本しか入れてない」
「か、構わない。入れてくれ」
リンに咥えられるより、さっさと入れてもらったほうがマシだ。
今度は腰を軽く引き上げられ、両足を広げられた。丸見えだがもう恥ずかしいとか言ってられない。
何でもいい。好きにやってくれ。
リンはおれに宛がうとゆっくり腰を入れた。勿論痛い。痛くないわけがない。
息を吐いた方が楽だと思い、短く息を吐く。
「ミナ、大丈夫か?」
目の前のリンが眉を顰めて俺を見つめる。
大丈夫だ。痛くても嬉しい。リンと繋がれる。そう思うと恥ずかしいのも痛いのもたいした問題じゃなくなる。
「ミナ…全部入った。苦しくない?」
「う…ん、大丈夫。な、んかすごいけど…リンがいるって、感じする」
「ああっもう、余裕だな、おまえ。俺の方が…よっぽど…もたねえ、かも…動くよ」
「あ…うん…」
すぐにめちゃくちゃに揺らされた。
痛いのも気持ちいいのも全部ひっくるめて、まるで波にのまれるようだ。
喉から出る声が大げさではなく助けを呼んでいる気がした。
何度も何度も「リン!好きだ」と叫んだ。
ありえないことも口走ったかもしれない。
そんなことはどうでもいい。
どうでもいいんだよ。
リンが好きで、リンを欲しくて、そして、求められ、繋がれた。
嬉しい、嬉しい、嬉しい…ただそれだけ。
それだけなんだ。
おれ達は彷徨っている。
ただひたすらにこれが今、自分達にできうるものと懸命に走る。求めている。
君を、愛を、自分を信じるために。
…なんという、この尊きものよ。

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19へ /21へ
たぶん、これだけH描写を詳しく書くのはここだけだと、感じるんだけど…
もう、一回で終る予定なんだけど〜どうなるでしょうか〜

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リンの指がおれの中に入り込んでくる。リンの口唇がおれの胸を這う。
怖いと同時に背中からぞくりと震えが来る…気持ち悪いんだかいいんだかわからない刺激。
おれもなんかしないといけないんだろうとは思うけれど、何をしていいのか全くわからず、リンの背中を撫でてやるのが精一杯だ。
両足の内にリンの身体が落ち着いているのはわかるが、自分の下半身がどうなっているのか、おれは見るのも怖くて目に入らないように薄暗い天井を見上げた。裸眼では天井の模様などわかるわけもない。
蛍光灯とその脇の熱感知器の両方の丸い形が、地球と月のように見える。
不思議と落ち着いている。
自分の呼吸が荒いのも意識をしないのに出てしまう声もはっきりとわかる。
ゴム持ってきたのに、使わないのかな〜と、思い出したが、つけない方がいいかな、と、どうでもいいことを考えている。案外冷静でいられるもんだ。
ああ、なんだろう。
セックスってもっと怖くてドロドロしたものだと想像していたけれど、なんか …とても自然だ。
好きな奴がおれの身体に密着して繋がろうとしている。
ワクワクする。不謹慎かな?
…息が忙しい。撫でていたリンの背中もなんだか遠い…どうなっているのか、と、思ったら下半身に生ぬるい感覚。
リンの髪の毛で見えないが、何をしているのか感触でわかる。
ち、ちょっと待ってくれ。無理だ!
おれは腰を引こうとするが、リンは俺の腰骨をしっかり掴んで離さない。それに後ろからも擦られておれはすぐに力が抜ける。
「リン…お願いだから…もう、入れてくれ。頼むから」
リンはやっと口を離して俺を見上げる。
「まだ2本しか入れてない」
「か、構わない。入れてくれ」
リンに咥えられるより、さっさと入れてもらったほうがマシだ。
今度は腰を軽く引き上げられ、両足を広げられた。丸見えだがもう恥ずかしいとか言ってられない。
何でもいい。好きにやってくれ。
リンはおれに宛がうとゆっくり腰を入れた。勿論痛い。痛くないわけがない。
息を吐いた方が楽だと思い、短く息を吐く。
「ミナ、大丈夫か?」
目の前のリンが眉を顰めて俺を見つめる。
大丈夫だ。痛くても嬉しい。リンと繋がれる。そう思うと恥ずかしいのも痛いのもたいした問題じゃなくなる。
「ミナ…全部入った。苦しくない?」
「う…ん、大丈夫。な、んかすごいけど…リンがいるって、感じする」
「ああっもう、余裕だな、おまえ。俺の方が…よっぽど…もたねえ、かも…動くよ」
「あ…うん…」
すぐにめちゃくちゃに揺らされた。
痛いのも気持ちいいのも全部ひっくるめて、まるで波にのまれるようだ。
喉から出る声が大げさではなく助けを呼んでいる気がした。
何度も何度も「リン!好きだ」と叫んだ。
ありえないことも口走ったかもしれない。
そんなことはどうでもいい。
どうでもいいんだよ。
リンが好きで、リンを欲しくて、そして、求められ、繋がれた。
嬉しい、嬉しい、嬉しい…ただそれだけ。
それだけなんだ。
おれ達は彷徨っている。
ただひたすらにこれが今、自分達にできうるものと懸命に走る。求めている。
君を、愛を、自分を信じるために。
…なんという、この尊きものよ。

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green house 〜 水川青弥 「引力」 19
19.
リンの黒まなこがおれを見ている。
でかくて吸い込まれるようなその目で見入られると、心の奥まで見透かされているようだ。
「落ち着いたようだね。始めようか」と、言うので「リンはまだ服を脱いでいないじゃないか」と、責める。
「じゃあ、脱がして」と、言うから、起き上がってシャツとズボンを脱がす。
ついでにお互いの下着も脱がせあった。
互いの身体を眺め、何故か笑いあい、そして抱き合いながら、また毛布に潜り込んだ。
エアコンは入れてないから、薄い毛布だけじゃまだ少し寒い。
「布団もいる?」と言うリンに「いや、リンのぬくもりがあればいい」と、言った。
「まあ、そのうち汗をかくから、毛布もいらなくなるよ」
そんな一言にさえドギマギしてしまう自分が恥ずかしい。
リンの手が俺の首筋を撫でる。もうひとつの手がおれのものを触ってくる。おれは息を呑んだ。
触り方が優しいのにいやらしくて…おれも慌ててリンのを触った。
頭の中ではどんな風にすれば気持ちがいいのかと試行錯誤しても、手は上手く動かない。
それなのに、リンの指はおれのを上手く扱って、リンの口唇はおれの吐き息を吸うように重ねてくるから、おれは呼吸が荒くなる。
苦しそうにすると、リンは手を緩め、おれの顔を覗く。
大丈夫?と、目で聞くから、俺も軽く頷いた。
リンは動きを再開し、開いた片方の指がおれの薄い胸や背中をゆっくりと撫でる。
「ここが僧帽筋、天使の羽の付け根だ。上腕三頭筋から順に…二頭筋と続く。脊椎、肩甲骨、そして肋骨。肋骨は何本か知ってる?」
リンの落ち着いた声が、上がった心拍数を宥めてくれるようだ。
おれの呼吸は次第に元に戻る。
「…24本」
「そう、両脇に12本ずつだ。昔3ヶ月ほど付き合った人がいて、そいつは呼吸器外科の医師だった。何の趣味か知らんが、肋骨一本一本に季節の花の名前を付けていた。上から…馬酔木、譲葉、ライラック、勿忘草…面白いだろう」
「…変わって、いるね」
「そう、そんな名前に何の意味がある。肋骨は肋骨だよ。骨でしかない。花の名をつけることがロマンチストとは俺は思えない。まあ、好き好きだがね。さて、ミナならこの意味をどう捉える?」
言ってることとやってる事がどうにも結びつかなくて、頭が朦朧となってくる。リンは巧みにあやつって、俺を翻弄する。おれも頑張っているのに…適わないや…ああ…答えなきゃ…なんだっけ…そう…
「…結局は…セックスはセックスでしかない」
「正解。ミナは頭がいい。どんなに美辞麗句を並べようが、やることは決まっている。快感を求めあい、気持ちのいい汗を掻くことだ。さて、いかに気持ち良くなるかだが…」
「リン…もう、おれイキそうだよ…手ぇ離して」
「いいよ。そのままイッて」
「嫌だよ。リンの手が汚れるじゃないか」
「じゃあ、飲んでやろうか?」
「や、やめてくれ!」かなり上ずった声でおれは拒否した。
リンは笑って「じゃあ、お好きなように」と、いい、強く擦りあげるもんだから、おれはあっさりとそのまま達してしまった。
ハアハア言って、必死に酸素を取り込んでいると、リンが目の前でおれの精液の付いた指を舐める。
「リ、リン!やめてくれよ。き、汚いじゃないか」
「汚くない。おまえに無理強いはしないから、安心しろよ」
そんなことじゃなくて…おまえがそんなことをするのが嫌なんだ。
「ミナは純粋なんだね」
「馬鹿にしてる?」
「いや、ただ、おまえとするのは…少し怖いかな」
「なんで?」
「俺が汚れすぎて、ミナを穢すのが…穢すっていうのとは違う。俺がおまえを染まらせるのが…正しいのか…この選択で間違っていないのか…すごく考える…ここに…」と、言いながらリンは塗れた指をおれの後ろに当て、ゆっくりと回す。
「…入れるわけだが、どうする?怖いのならやめる。今日じゃなくでも明日だって明後日だってできる。ミナはきつくない?」
リンの思いやりが嬉しくないわけがないが、おれは決めているんだ。
「じらさないで、最後までやって欲しい。痛くてもいいから…おれだってリンが欲しくて堪らないんだから…」
おれはリンの首に腕を巻きつけ、哀願する。
「ミナは男らしいね。俺の方がだらしないかな。じゃあ、できるだけ痛くないようにゆっくりやるよ。と、いっても俺もどれだけ理性が保てるかわからないけれど…」
おれの耳元でリンが囁く。
「実は一年以上セックスはしていないだよ。えらく清き身体だから、ミナを気持ち良くしてあげれるか心配だ」
ニヤリと笑いながら、おれの肩をベッドに押しつけ、覆いかぶさった。
灯りの影になったリンの顔がひどく大人びて見える。
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長くなったので二回にわけた。
だもんで、あと二回でミナ編は終る予定。
しかし…疲れるシーンだおお〜(┳◇┳)泣

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リンの黒まなこがおれを見ている。
でかくて吸い込まれるようなその目で見入られると、心の奥まで見透かされているようだ。
「落ち着いたようだね。始めようか」と、言うので「リンはまだ服を脱いでいないじゃないか」と、責める。
「じゃあ、脱がして」と、言うから、起き上がってシャツとズボンを脱がす。
ついでにお互いの下着も脱がせあった。
互いの身体を眺め、何故か笑いあい、そして抱き合いながら、また毛布に潜り込んだ。
エアコンは入れてないから、薄い毛布だけじゃまだ少し寒い。
「布団もいる?」と言うリンに「いや、リンのぬくもりがあればいい」と、言った。
「まあ、そのうち汗をかくから、毛布もいらなくなるよ」
そんな一言にさえドギマギしてしまう自分が恥ずかしい。
リンの手が俺の首筋を撫でる。もうひとつの手がおれのものを触ってくる。おれは息を呑んだ。
触り方が優しいのにいやらしくて…おれも慌ててリンのを触った。
頭の中ではどんな風にすれば気持ちがいいのかと試行錯誤しても、手は上手く動かない。
それなのに、リンの指はおれのを上手く扱って、リンの口唇はおれの吐き息を吸うように重ねてくるから、おれは呼吸が荒くなる。
苦しそうにすると、リンは手を緩め、おれの顔を覗く。
大丈夫?と、目で聞くから、俺も軽く頷いた。
リンは動きを再開し、開いた片方の指がおれの薄い胸や背中をゆっくりと撫でる。
「ここが僧帽筋、天使の羽の付け根だ。上腕三頭筋から順に…二頭筋と続く。脊椎、肩甲骨、そして肋骨。肋骨は何本か知ってる?」
リンの落ち着いた声が、上がった心拍数を宥めてくれるようだ。
おれの呼吸は次第に元に戻る。
「…24本」
「そう、両脇に12本ずつだ。昔3ヶ月ほど付き合った人がいて、そいつは呼吸器外科の医師だった。何の趣味か知らんが、肋骨一本一本に季節の花の名前を付けていた。上から…馬酔木、譲葉、ライラック、勿忘草…面白いだろう」
「…変わって、いるね」
「そう、そんな名前に何の意味がある。肋骨は肋骨だよ。骨でしかない。花の名をつけることがロマンチストとは俺は思えない。まあ、好き好きだがね。さて、ミナならこの意味をどう捉える?」
言ってることとやってる事がどうにも結びつかなくて、頭が朦朧となってくる。リンは巧みにあやつって、俺を翻弄する。おれも頑張っているのに…適わないや…ああ…答えなきゃ…なんだっけ…そう…
「…結局は…セックスはセックスでしかない」
「正解。ミナは頭がいい。どんなに美辞麗句を並べようが、やることは決まっている。快感を求めあい、気持ちのいい汗を掻くことだ。さて、いかに気持ち良くなるかだが…」
「リン…もう、おれイキそうだよ…手ぇ離して」
「いいよ。そのままイッて」
「嫌だよ。リンの手が汚れるじゃないか」
「じゃあ、飲んでやろうか?」
「や、やめてくれ!」かなり上ずった声でおれは拒否した。
リンは笑って「じゃあ、お好きなように」と、いい、強く擦りあげるもんだから、おれはあっさりとそのまま達してしまった。
ハアハア言って、必死に酸素を取り込んでいると、リンが目の前でおれの精液の付いた指を舐める。
「リ、リン!やめてくれよ。き、汚いじゃないか」
「汚くない。おまえに無理強いはしないから、安心しろよ」
そんなことじゃなくて…おまえがそんなことをするのが嫌なんだ。
「ミナは純粋なんだね」
「馬鹿にしてる?」
「いや、ただ、おまえとするのは…少し怖いかな」
「なんで?」
「俺が汚れすぎて、ミナを穢すのが…穢すっていうのとは違う。俺がおまえを染まらせるのが…正しいのか…この選択で間違っていないのか…すごく考える…ここに…」と、言いながらリンは塗れた指をおれの後ろに当て、ゆっくりと回す。
「…入れるわけだが、どうする?怖いのならやめる。今日じゃなくでも明日だって明後日だってできる。ミナはきつくない?」
リンの思いやりが嬉しくないわけがないが、おれは決めているんだ。
「じらさないで、最後までやって欲しい。痛くてもいいから…おれだってリンが欲しくて堪らないんだから…」
おれはリンの首に腕を巻きつけ、哀願する。
「ミナは男らしいね。俺の方がだらしないかな。じゃあ、できるだけ痛くないようにゆっくりやるよ。と、いっても俺もどれだけ理性が保てるかわからないけれど…」
おれの耳元でリンが囁く。
「実は一年以上セックスはしていないだよ。えらく清き身体だから、ミナを気持ち良くしてあげれるか心配だ」
ニヤリと笑いながら、おれの肩をベッドに押しつけ、覆いかぶさった。
灯りの影になったリンの顔がひどく大人びて見える。
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18へ /20へ
長くなったので二回にわけた。
だもんで、あと二回でミナ編は終る予定。
しかし…疲れるシーンだおお〜(┳◇┳)泣
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green house 〜 水川青弥 「引力」 18
18.
「服を脱いで」と、言われ、パジャマを脱いでベッドに寝転がる。下着は着けたままだ。
リンは何故かTシャツとスウェットパンツを着たままでおれの横に寝ると、肌触りのいい毛布を肩から掛けてくれた。
なんでおれは脱いでいるのにおまえは着たままなんだ?と、思ったが、何しろこっちはすべてが初めての経験って奴だから、どうしても宿禰に言うがままにならざるを得ない。
「寝る時は眼鏡はいらないだろう」と、俺の顔から眼鏡を取り、ベッドの脇のサイドテーブルに置いた。
ベッドはおれ達ふたりが寝ても十分余裕のある広さで、両脇のサイドテーブルには洒落たスタンドが置いてある。
「どうしてひとりで寝るのにこんなにベッドが広いんだ?」と、尋ねると「そりゃどんなプレイをしても軋まないベッドの方が、安心してセックスが出来るだろう」と、ほくそ笑んで言う。
おれが黙ったままでいると、
「…嘘だよ。俺は自分の家では誰ともしたことがないよ。ベッドが広いのは、小さい頃はよく梓と慧に添い寝をしてもらっててさ。俺、夜泣きする子だったからね。3人でよく寝てたんだ。その所為か、ベッドは広いほうが気持ち良く寝れる」
そう言いいながら、リンはおれの背中を横抱きにしながらゆるく抱いた。お互いに見つめあう格好になり、おれの胸元にリンの視線を感じてしまう。
「リン…灯りを消してくれない?おれ、恥ずかしいよ」
リンは黙ってリモコンを手にとって真上の蛍光灯を消した。そして、サイドテーブルの二つのスタンドを付けた。
さっきとは明るさも色合いも違う光が、お互いの身体を照らしている。
おれはますます恥ずかしくなってしまう。
「あの…明るすぎないか?」
「真っ暗闇の中でするのもそれはそれで楽しめないわけじゃないけど、初めてなんだから、お互いを確認しあった方が良くない?俺はミナの顔がちゃんと見えていたほうが嬉しいけどね」と、おれの首筋や肩を撫でて言うもんだから、おれは反論なんか出来ない。
「…リンがそう言うのなら構わない」
「ミナは白いね」
「そう?リンも色白じゃないか」
「俺の白さとは違う。ミナを初めて見た時の印象は白い子だなあって思ったもの」
「おれは…リンがあんまり人目を引く存在だったから…目が合った時、思わず怖気づいてしまったよ。まるで、おれとはかけ離れた…リン、そこゾワってくる…」
リンの手がおれの脇腹を撫でる瞬間、おれは軽く痺れたような刺激を受けた。
「じゃあ、ここはミナの性感帯だな」
「…」
そうなのかな?でもそこだけじゃなくて、リンが触るところ、なんか全部…鳥肌が立つくらい…
「リ、リン…」
おれは怖くなってリンにしがみつく。
心臓がバクバクしてる。別にまだなにも始まっていないのにこれじゃあ、後が思い知らされると臆病風に晒される気がした。
「…ミナは誰かを好きになったことはないの?」
リンの手が片方は背中を、もう片方はおれの髪を撫でる。落ち着かせるような感覚におれは少し安心してリンの質問に答える。
「ない…いや、中三の時に、同級生を好きになった。その子は頭が良くて美人だった。お互い好きになって交際したんだけど…彼女はおれを求めてくれて、おれはそれを与えられなかった。それで、振られたよ…男としてはかなりかっこ悪いよね。たぶん色々考えて…おれを求めたんだと思うよ。おれも応じてやりたかったんだけどなあ〜…何がいけなかったのかわからない…」
よくよく考えればへんな話だった。好きな奴と初めて寝て愛撫されながら、失敗したセックスの話をしてるだなんて。
「ミナはその子を本気で求めてはいなかったんだろうね。ミナの言うとおり、相手に求められて応じなきゃならないって思うのもわかるけど、ミナは中三だったんだから、まだ子供だ。できなくても仕方がないよ」
「だって、リンは…」
「俺は家庭環境が最悪だもの。誰も監視する奴はいなくてさあ、本人は好奇心旺盛で怖いもの知らず。そりゃやりたい放題だよ。でもしたくない奴には勃たなかったよ」
「本当に?」
「そういうのって、自分が思うより身体の方が正直なのかもなあ。俺は相手を好きじゃないとホテルに連れ込まれてもしなかったからなあ」
「それでどうしたの?」
「股座蹴り上げて逃げ帰った」ふふっと笑うリンにどこまで本当なのか判らなくて、口唇を尖らすと、「セックスの経験はそりゃ同い年の子より多いと思うけど、俺は本気で恋をしたことはないよ」と、真面目な顔でリンは答えた。
「中一の時から男も女とも寝ていたけど、好奇心と気持ち良さを求めていただけだよ。運のいいことに悪い人はあんまりいなかったしね。好みの人もいたよ。でも、ドキドキしたりねえ、ミナみたいに大事にしたいっていう相手には出会わなかった。俺が子供だったからなんだろうけど、いつだって守られる側だった。そういう意味では俺もガキだったって事だ…」
目を閉じたまま静かに話すリンだったが、色々な想いが過ぎっているのだろう。おれの予想以上にリンは様々な経験を積んでいる。喜びも悲しみも、おれには想像できないほどに。
…その複雑な色合いこそ、おれがリンに惹かれる理由なのかもしれない。
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大した事ないのに…なんかむずかしいなあ〜(;´∀`)
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リンは何故かTシャツとスウェットパンツを着たままでおれの横に寝ると、肌触りのいい毛布を肩から掛けてくれた。
なんでおれは脱いでいるのにおまえは着たままなんだ?と、思ったが、何しろこっちはすべてが初めての経験って奴だから、どうしても宿禰に言うがままにならざるを得ない。
「寝る時は眼鏡はいらないだろう」と、俺の顔から眼鏡を取り、ベッドの脇のサイドテーブルに置いた。
ベッドはおれ達ふたりが寝ても十分余裕のある広さで、両脇のサイドテーブルには洒落たスタンドが置いてある。
「どうしてひとりで寝るのにこんなにベッドが広いんだ?」と、尋ねると「そりゃどんなプレイをしても軋まないベッドの方が、安心してセックスが出来るだろう」と、ほくそ笑んで言う。
おれが黙ったままでいると、
「…嘘だよ。俺は自分の家では誰ともしたことがないよ。ベッドが広いのは、小さい頃はよく梓と慧に添い寝をしてもらっててさ。俺、夜泣きする子だったからね。3人でよく寝てたんだ。その所為か、ベッドは広いほうが気持ち良く寝れる」
そう言いいながら、リンはおれの背中を横抱きにしながらゆるく抱いた。お互いに見つめあう格好になり、おれの胸元にリンの視線を感じてしまう。
「リン…灯りを消してくれない?おれ、恥ずかしいよ」
リンは黙ってリモコンを手にとって真上の蛍光灯を消した。そして、サイドテーブルの二つのスタンドを付けた。
さっきとは明るさも色合いも違う光が、お互いの身体を照らしている。
おれはますます恥ずかしくなってしまう。
「あの…明るすぎないか?」
「真っ暗闇の中でするのもそれはそれで楽しめないわけじゃないけど、初めてなんだから、お互いを確認しあった方が良くない?俺はミナの顔がちゃんと見えていたほうが嬉しいけどね」と、おれの首筋や肩を撫でて言うもんだから、おれは反論なんか出来ない。
「…リンがそう言うのなら構わない」
「ミナは白いね」
「そう?リンも色白じゃないか」
「俺の白さとは違う。ミナを初めて見た時の印象は白い子だなあって思ったもの」
「おれは…リンがあんまり人目を引く存在だったから…目が合った時、思わず怖気づいてしまったよ。まるで、おれとはかけ離れた…リン、そこゾワってくる…」
リンの手がおれの脇腹を撫でる瞬間、おれは軽く痺れたような刺激を受けた。
「じゃあ、ここはミナの性感帯だな」
「…」
そうなのかな?でもそこだけじゃなくて、リンが触るところ、なんか全部…鳥肌が立つくらい…
「リ、リン…」
おれは怖くなってリンにしがみつく。
心臓がバクバクしてる。別にまだなにも始まっていないのにこれじゃあ、後が思い知らされると臆病風に晒される気がした。
「…ミナは誰かを好きになったことはないの?」
リンの手が片方は背中を、もう片方はおれの髪を撫でる。落ち着かせるような感覚におれは少し安心してリンの質問に答える。
「ない…いや、中三の時に、同級生を好きになった。その子は頭が良くて美人だった。お互い好きになって交際したんだけど…彼女はおれを求めてくれて、おれはそれを与えられなかった。それで、振られたよ…男としてはかなりかっこ悪いよね。たぶん色々考えて…おれを求めたんだと思うよ。おれも応じてやりたかったんだけどなあ〜…何がいけなかったのかわからない…」
よくよく考えればへんな話だった。好きな奴と初めて寝て愛撫されながら、失敗したセックスの話をしてるだなんて。
「ミナはその子を本気で求めてはいなかったんだろうね。ミナの言うとおり、相手に求められて応じなきゃならないって思うのもわかるけど、ミナは中三だったんだから、まだ子供だ。できなくても仕方がないよ」
「だって、リンは…」
「俺は家庭環境が最悪だもの。誰も監視する奴はいなくてさあ、本人は好奇心旺盛で怖いもの知らず。そりゃやりたい放題だよ。でもしたくない奴には勃たなかったよ」
「本当に?」
「そういうのって、自分が思うより身体の方が正直なのかもなあ。俺は相手を好きじゃないとホテルに連れ込まれてもしなかったからなあ」
「それでどうしたの?」
「股座蹴り上げて逃げ帰った」ふふっと笑うリンにどこまで本当なのか判らなくて、口唇を尖らすと、「セックスの経験はそりゃ同い年の子より多いと思うけど、俺は本気で恋をしたことはないよ」と、真面目な顔でリンは答えた。
「中一の時から男も女とも寝ていたけど、好奇心と気持ち良さを求めていただけだよ。運のいいことに悪い人はあんまりいなかったしね。好みの人もいたよ。でも、ドキドキしたりねえ、ミナみたいに大事にしたいっていう相手には出会わなかった。俺が子供だったからなんだろうけど、いつだって守られる側だった。そういう意味では俺もガキだったって事だ…」
目を閉じたまま静かに話すリンだったが、色々な想いが過ぎっているのだろう。おれの予想以上にリンは様々な経験を積んでいる。喜びも悲しみも、おれには想像できないほどに。
…その複雑な色合いこそ、おれがリンに惹かれる理由なのかもしれない。
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