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2019-11

僕の見る夢 序 - 2008.11.24 Mon

序.


麗乃とするこの行為は、嫌いじゃない。むしろ好きな方。
何故って、満たされてる感じがするし、何よりもお互いがお互いを自分だけのものにしてる感がすげぇいい。
勿論気持ち良いのは当然だよ。
でも、それよりもちゃんと身体で確かめ合える充実感は最高だし、手放せねぇし…

「…んあぁ…れ、い…」
「ユキ…すげ…いい」
「ん…」
絶頂に近いはずなのに、その時ふと思った。
…明日は麗乃の誕生日だっけ。そういや…もう、一年になるんだな…と。
瞬間向こうの麗乃の顔が脳みそのすべてを埋め尽くして、心臓が跳ねた。そして身体全体が反応した。
「れいっ…っ!」思わず咽喉を吐いた。
「バ…っつ!」俺のいきなりの締め付けに中の麗乃も耐え切れず、一気に欲を吐き出すとすぐにぐったりと俺に凭れた。
ハアハアとふたりして馬鹿みたいに息を切らす。

…まずった。ここ半年程はあんまり思い出したりしなかったのにな。選りにもよってかよ…
改めて一年とか思っちゃたのが拙かった。

「ユキ…」擦れた声で呼ばれた。
「おまえさ…」俺の頬をぐったりしながらも撫でながら、麗乃が正面から俺を見た。
正直やばいなぁと思った。ヤッてる時に違う奴のこと考えてたとかバレたら、…怖すぎる。
こーゆー事にはすこぶる敏感なこの人の尋問をどうにかして切り抜けなきゃ…

「…な、に?レイ」出来るだけダルそうに答えた。
「なにがって…おまえ急にイクから、俺びっくりしたじゃん」
「ごめん」
「なんか他のこと考えてた?」
「バカ、そんな余裕あるかよ。おまえのことしか頭にねぇよ」
「ホント?」
「うん」
「ならいいけど…風呂入る?」
「…麗乃、先に入って?俺、後でいい」
「わかった」

裸のまま部屋を出て行った麗乃を見送って、大きく息を吐いた。

なんで…こんなに後ろめたい気持ちにならなきゃなんねぇんだよ。



 1へ 

「君の見る夢」の続編です。あれから一年後のお話。

● COMMENT ●

やった! 続編!

これも以前に書いたやつなの?
それとも書き下ろし?

去年ね

書いた奴ですよん。
今は全然文章が浮かばなくて…どうする?
つーか、りんみなの設定をね、明日とかメールします。


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